アオギリという名だが、キリの仲間ではない。
中国では棺を作る最良の材。
- 学名
- Firmiana simplex
- 植物名(標準和名)
- アオギリ
- 名前の由来
- 【学名】Firmiana オーストリアの貴族に由来
simplex「単純な」
【標準和名】キリに似た葉をつけ、幹肌が青いことから
- 科名・属名
- アオイ科アオギリ属
- 花色
- その他
- 花期
- 5-7月
- 原産地
- 本州、四国、九州、琉球、台湾、中国
アオギリはその名の通り青(緑)色の幹肌をもち、若樹は幹でも光合成をする。珍しいその幹肌から、シラカンバ、ヒメシャラとともに日本三大美幹木に数えられる。アオギリの漢名は梧(ご)または梧桐(ごどう)と言い、古くは櫬(しん)とも呼ばれた。梧・桐はともに「枝葉のよく茂る樹」を意味する。また、櫬は「棺桶」を意味し、アオギリが中国人にっとて最良の棺桶材になることに由来する名前である。
全体像
葉・花・実・その他
見れる場所㉑