長居植物園植物図鑑

アベマキ

樹皮の質感がコルクのよう。シイタケの原木になる。

撮影日:2021.9.11
撮影者:管理者
学名
Quercus variabilis
植物名(標準和名)
アベマキ
名前の由来
【学名】Quercus カシのラテン古名、ケルト語で「良質な木」
   を意味する
   variabilis「変化しやすい」
【標準和名】でこぼこした樹皮の様子を「あばた」に例えた「あばたまき」を意味する岡山県の地方名
科名・属名
ブナ科コナラ属
花色
その他
花期
4-5月
原産地
本州、四国、九州、琉球、台湾、中国
クヌギに似た落葉性の高木で、西日本の雑木林を中心に分布する。クヌギと同様に薪や木炭の材料、シイタケの原木として利用されてきた。灰黒色の樹皮はコルク層が発達しており、戦時中はコルクの代用品として利用された。堅果(どんぐり)はタンニンを多く含み、そのままでは食用にならない。殻斗もクヌギに似て、線形の鱗片がらせん状にびっしりとつく。

全体像

撮影日:2021.12.5

撮影者:管理者

葉・花・実・その他

花

撮影日:2021.4.3

撮影者:管理者

実

撮影日:2021.9.11

撮影者:管理者

見れる場所二次林(長居の里山)

アベマキが見れる場所 二次林(長居の里山)

戻る