長居植物園植物図鑑

イスノキ

日本神話にも登場する古くからある木。葉っぱにできる虫こぶが特徴的。

撮影日:2021.12.14
撮影者:管理者
学名
Distylium racemosum
植物名(標準和名)
イスノキ
名前の由来
【学名】Distylium「2本の花柱」 racemosum「総状の」
【標準和名】日本神話にある「湯津間櫛(ユツマグシ)」という、ユツという神聖な木で作った爪櫛(つまぐし)が登場する。この「ユツ」が「ユシ」「ユス」に変化し、さらに「イス」に変化した。
科名・属名
マンサク科イスノキ属
花色
花期
3-5月
原産地
本州、四国、九州、琉球、韓国、朝鮮半島、中国
東アジアの暖地に生える常緑の高木。アブラムシやダニが寄生することで、葉に虫こぶが形成される。これらの虫こぶは非常に頻繁に出現するので、虫こぶを目印にイスノキを特定することができる。虫こぶは大型化すると穴が開き、これを吹くと笛のような音が出ることから、「ヒョンノキ」の別名がある。

全体像

撮影日:2021.12.14

撮影者:管理者

葉・花・実・その他

花

撮影日:2020.3.31

撮影者:管理者

見れる場所間氷期植物群

イスノキが見れる場所 間氷期植物群

戻る