日本の固有種。自生地の「伊豆大島」が名前の由来。香りのある葉は桜餅に利用。
- 学名
- Cerasus speciosa
- 植物名(標準和名)
- オオシマザクラ
- 名前の由来
- 【学名】Cerasus サクラのラテン名 speciosa「美しい」
【標準和名】伊豆大島に産することから
- 科名・属名
- バラ科サクラ属
- 花色
- 白
- 花期
- 3月下旬-4月上旬
- 原産地
- 伊豆諸島
オオシマザクラは日本の固有種で、日本に自生する約10種あるサクラ属の基本野生種の1つ。オオシマザクラは八重咲きなどに突然変異しやすい、成長が速い、花付きが良いなど鑑賞・栽培向きの特徴を多く有し、これらの特徴から多くの栽培品種の親種となっている。また、オオシマザクラを親種にもつグループのことをサトザクラ群と呼ぶ。花や葉が分解される際、クマリンという成分に由来する芳香がする。この分解を、葉を塩漬けにすることで促進し、芳香が増した葉を桜餅に利用している。
全体像
見れる場所㉒サクラ