長居植物園植物図鑑

オオシマザクラ

日本の固有種。自生地の「伊豆大島」が名前の由来。香りのある葉は桜餅に利用。

撮影日:2021.3.24
撮影者:管理者
学名
Cerasus speciosa
植物名(標準和名)
オオシマザクラ
名前の由来
【学名】Cerasus サクラのラテン名 speciosa「美しい」
【標準和名】伊豆大島に産することから
科名・属名
バラ科サクラ属
花色
花期
3月下旬-4月上旬
原産地
伊豆諸島
オオシマザクラは日本の固有種で、日本に自生する約10種あるサクラ属の基本野生種の1つ。オオシマザクラは八重咲きなどに突然変異しやすい、成長が速い、花付きが良いなど鑑賞・栽培向きの特徴を多く有し、これらの特徴から多くの栽培品種の親種となっている。また、オオシマザクラを親種にもつグループのことをサトザクラ群と呼ぶ。花や葉が分解される際、クマリンという成分に由来する芳香がする。この分解を、葉を塩漬けにすることで促進し、芳香が増した葉を桜餅に利用している。

全体像

撮影日:2021.3.24

撮影者:管理者

見れる場所㉒サクラ

オオシマザクラが見れる場所 ㉒サクラ

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