白亜紀から生き残る原始的な樹木。ハート型の葉は、秋に甘い香りを放つ。
- 学名
- Cercidiphyllum japonicum
- 植物名(標準和名)
- カツラ
- 名前の由来
- 【学名】Cercidiphyllum「ハナズオウ属に似た葉」
japonicum「日本の」
【標準和名】葉が香ることから、香りが出るという意味の「香出(かづ)る」から
- 科名・属名
- カツラ科カツラ属
- 花色
- 赤
- 花期
- 3-5月
- 原産地
- 北海道、本州、四国、九州
カツラという和名は、甘い香りを発する葉に由来し、香りが出ることを意味する「香出(かづ)る」に由来する。漢字表記の「桂」は、中国では「香り高い木」を表す字であり、本来はモクセイを指す言葉であるが、日本では誤用により、カツラと訓読されている。カツラの仲間は、白亜紀や古第三紀からある原始的な樹木のひとつで、かつては北半球に広く分布していたが、現代では東アジアの一部にのみ生育する。
全体像
葉・花・実・その他
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