長居植物園植物図鑑

シキミ

日本で唯一、毒劇法で毒物に指定されている木。葬儀や神事につかわれる。

撮影日:2021.4.15
撮影者:管理者
学名
Illicium anisatum
植物名(標準和名)
シキミ
名前の由来
【学名】Illicium「誘惑」、芳香をもつことから
   anisatum「アニスに似た香りをもつ」
【標準和名】毒をもつことから「悪しき実(あしきみ)」または
     花が集まって咲くことから「重実(しきみ)」という
     説がある
科名・属名
マツブサ科シキミ属
花色
その他
花期
3-5月
原産地
本州、四国、九州、琉球、済州島
本州から済州島にかけて分布する常緑性の小高木。同属には中華食材の八角(はっかく、スターアニス)の材料となるトウシキミがあり、よく似た果実を付ける。しかし、トウシキミが無毒であるのに対し、シキミは有毒で、神経毒であるアニサチンなどを含む。その毒性は高く、シキミの果実は植物としては唯一、毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている。

全体像

撮影日:2021.3.16

撮影者:管理者

葉・花・実・その他

花

撮影日:2021.4.15

撮影者:管理者

花

撮影日:2022.3.30

撮影者:管理者

撮影日:2021.8.31

撮影者:管理者

見れる場所間氷期植物群

シキミが見れる場所 間氷期植物群

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