長居植物園植物図鑑

タブノキ

神事との関連が深く日本書紀にも登場する。「霊(たま)のやどる木」から タブノキになった説あり。

撮影日:2021.4.11
撮影者:管理者
学名
Machilus thunbergii
植物名(標準和名)
タブノキ
名前の由来
【学名】Machilus インドネシア土名makilanのラテン語化
   thunbergii「植物学者ツンベルグの」
【標準和名】朝鮮語で丸木舟を表す「ton-bai」が訛って「タブ」
     となった
科名・属名
クスノキ科タブノキ属
花色
その他 
花期
4-6月
果期
8-9月
原産地
本州、四国、九州、琉球、朝鮮半島、台湾、中国
クスノキによく似るが、クスノキよりも耐寒性があり、より北まで分布する。材質もクスノキに似るが、クスノキに比べて用途が少ないため「イヌグス」という別名がある。枝葉や樹皮には粘液が多く、乾燥して粉末にすると椨粉(たぶこ)が得られる。椨粉は線香などを作る際のつなぎ材(粘結材)として用いられる。タンニンを多く含み、樹皮などを煮出した液は染料として、八丈島の絹織物「黄八丈」を樺色の染めるために利用される。

全体像

撮影日:2021.4.11

撮影者:管理者

葉・花・実・その他

撮影日:2021.12.8

撮影者:管理者

撮影日:2021.3.30

撮影者:管理者

見れる場所ツバキ園

タブノキが見れる場所 ツバキ園

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