木全体に臭気があり、臭いで邪気をはらうとされ、厄除けに使われる。
- 学名
- Pittosporum tobira
- 植物名(標準和名)
- トベラ
- 名前の由来
- 【学名】Pittosporum「樹脂の種子」、種子が粘着性の樹脂のようなものにおおわれることから tobira「トベラ」
【標準和名】魔除け・厄除けとして、枝を扉に飾ることから「扉の木」と呼び、転じてトベラとなった
- 科名・属名
- トベラ科トベラ属
- 花色
- 白
- 花期
- 3-6月
- 果期
- 10-1月
- 原産地
- 本州、四国、九州、奄美、琉球、朝鮮半島、台湾、中国
枝葉を傷付けると臭気を発するため、節分にイワシの頭などと一緒に魔除けとして戸口に提げられた。そのため「扉の木」と呼ばれ、これが転じてトベラと呼ばれるようになった。葉を火にくべると大きな音が出るという特徴があり、この音にも邪鬼を払う効果があるとして、節分の豆を煎る際にトベラの葉を燃やす「トベラ焼き」を行う地域もある。
全体像
葉・花・実・その他
見れる場所二次林(長居の里山)
見れる場所⑧