長居植物園植物図鑑

ユズリハ

新旧の葉の入れ替わる様子から円満な世代交代や子孫繁栄をイメージされる縁起木。正月飾りに利用される。

撮影日:2021.12.5
撮影者:管理者
学名
Daphniphyllum macropodum
植物名(標準和名)
ユズリハ
名前の由来
【学名】Daphniphyllum「ゲッケイジュの葉」 macropodum「柄の長い」
【標準和名】春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することから
科名・属名
ユズリハ科ユズリハ属
花色
花期
4-5月
原産地
本州、四国、九州、琉球、朝鮮半島、中国
東アジアの主に暖帯山地に自生する常緑性の高木。春になると若葉が生じ、古い葉が落ちる様が、世代交代や子孫繁栄を想起させ、縁起木として扱われる。正月の鏡餅などにあしらわれている葉も本種であることが多い。このような理由から、庭木としてもよく用いられるが、複数の毒成分を含む有毒植物でもあり、家畜などが誤食すると中毒の原因となる。

全体像

撮影日:2021.12.5

撮影者:管理者

見れる場所ツバキ園

ユズリハが見れる場所 ツバキ園

戻る