栄養の乏しい場所でも丈夫に育ち、
自然に育てば20mほどの大木になる。
撮影日:2022.4.27
撮影者:管理者
- 学名
- Alnus japonica
- 植物名(標準和名)
- ハンノキ
- 名前の由来
- 【学名】Alnus「海岸に近い」、生育地をあらわす
japonica「日本の」
【標準和名】古くは「墾(はり)」に由来する「はり」と呼ばれた
開墾地に有用高木として植えられたことから
- 科名・属名
- カバノキ科ハンノキ属
- 花色
- その他
- 花期
- 11-4月
- 果期
- 10月
- 原産地
- 国後島、北海道、本州、四国、九州、琉球、ウスリー、朝鮮半島、台湾、中国
ハンノキは、マメ科の植物と同様に根粒菌と共生しており、栄養の乏しい場所でも丈夫に育つ。共生する根粒菌が窒素固定(空気中の窒素分子を植物が利用できる窒素化合物に変換するプロセス)を行うため、荒地に真っ先に植えて土地を回復するのに使われるほどであり、川原の護岸用や砂防を目的に植えられる。10月頃に熟す実は小さな松かさ状であり、翌春に新たな芽が吹くまで枝に残る。一部の地方ではこの実を黒褐色の染料として用いる。
全体像
葉・花・実・その他
撮影日:2022.4.27
撮影者:管理者
見れる場所ツバキ園
