別名「はがきの木」。戦国時代には葉に傷をつけて文字を書き、情報のやり取りをしていた。
- 学名
- Ilex latifolia
- 植物名(標準和名)
- タラヨウ
- 名前の由来
- 【学名】"Ilex モチノキ属のラテン古名
latifolia「広葉の」"
【標準和名】インドにおいて経文をつくる材料となったタラジュという植物に因んで名付けられた
- 科名・属名
- モチノキ科モチノキ属
- 花色
- 黄緑色
- 花期
- 5-6月
- 果期
- 10-11月
- 原産地
- 本州、四国、九州、中国
モチノキ科モチノキ属の常緑高木。他のモチノキ属の植物と同様に秋頃に赤い実をつける。タラヨウ最大の特徴は、葉裏を硬いものでひっかくとその通りに黒い線が残ることである。紙がまだ希少であった時代には、この特徴を活かし、情報の伝達等に本種が利用された。今日、郵便物である「ハガキ」を「葉書」と書くのは、このエピソードに由来する。郵便局の木とされ郵便局前に植栽されることもある。
全体像
葉・花・実・その他
見れる場所マグノリア園