長居植物園植物図鑑

ナギ

海運の安全や受験の合格を祈願するご神木として神社に植えられることもある木。幅広の葉だが針葉樹。

撮影日:2022.5.15
撮影者:管理者
学名
Nageia nagi
植物名(標準和名)
ナギ
名前の由来
【学名】"Nageia 和名から
nagi 和名から"
【標準和名】コナギ(古名「水葱(なぎ)」、ミズアオイ科の水生植物)に葉が似ることから
科名・属名
マキ科ナギ属
花色
黄緑色
花期
5-6月
果期
10月
原産地
本州、四国、九州、琉球、台湾
マキ科に属する常緑高木。葉が広いが、イヌマキなどと同じ針葉樹の仲間である。自生は稀であるが、熊野信仰と結びついて全国に植栽された。有名なものとしては、奈良公園のナギ林や熊野速玉大社の樹齢千年のナギの大樹が知られる。樹皮は滑らかで灰色をしているが、古木になると樹皮が剥がれ落ち、オレンジ色を含む斑模様になる。葉や実は有毒であるため、動物による食害は少なく、丈夫である。

全体像

見れる場所⑯ユーカリ

ナギが見れる場所 ⑯ユーカリ

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