長居植物園植物図鑑

チャンチンモドキ

熊本県や鹿児島県で自生が見られる絶滅危惧植物。佐賀県の縄文時代中期の遺跡で貯蔵された実が多量に出土。

撮影日:2013.9.19
撮影者:管理者
学名
Choerospondias axillaris
植物名(標準和名)
チャンチンモドキ
名前の由来
【学名】Choerospondias「首部に腺のあるタマゴノキ」
axillaris「腋生の」
【標準和名】センダン科のチャンチンに似ることから
科名・属名
ウルシ科チャンチンモドキ属
花期
5月
果期
10-11月
原産地
九州、中国、東南アジア、ヒマラヤ
ウルシウルシ科チャンチンモドキ属の落葉高木。熊本県や鹿児島県等の九州の一部と中国、ヒマラヤに分布する。公園樹として植栽されるが、自生する株は少なく、絶滅が危惧されている。花後には、3センチ程度の果実がつく。この果実は自生地のひとつであるヒマラヤでは食用にされる。また種子は、5つのくぼみ(発芽孔)があり、数珠の材料として用いられる。

全体像

葉・花・実・その他

実

撮影日:2013.9.19

撮影者:管理者

見れる場所古第三紀/新第三紀植物群

チャンチンモドキが見れる場所 古第三紀/新第三紀植物群

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