長居植物園植物図鑑

トクサ

トクサ科の植物は石炭紀から存在すると言われており、ヤスリとして利用されてきた。かつては歯磨きにも使用。

撮影日:2023.1.26
撮影者:管理者
学名
Equisetum hyemale
植物名(標準和名)
トクサ
名前の由来
【学名】Equisetum「馬の剛毛」
hyemale「冬の」
【標準和名】ケイ酸を多く含み、研磨に使えることから、「研ぎ草(とぎくさ)」から転じたとされる
科名・属名
トクサ科トクサ属
花色
シダ植物のため、花は咲かない
原産地
北半球
トクサ科トクサ属のシダ植物。同じトクサ科にはつくしをつけるスギナがあり、トクサの胞子葉もつくしに似ている。茎の表面にはプラントオパールと呼ばれるケイ酸が蓄積し、非常に硬質になる。茎を煮て乾燥したものを研磨材として利用したことから、砥草と呼ばれる。紙やすりが普及した現代においても、柘植櫛や漆器の下地加工、クラリネットなどの葦製リードの調整に利用される。

全体像

撮影日:2022.5.1

撮影者:管理者

撮影日:2023.1.26

撮影者:管理者

葉・花・実・その他

撮影日:2023.1.26

撮影者:管理者

撮影日:2023.1.26

撮影者:管理者

見れる場所古第三紀/新第三紀植物群

トクサが見れる場所 古第三紀/新第三紀植物群

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