春、葉に先立って咲く赤い花が美しいことから「ハナノキ」の名がある。日本固有の木。
- 学名
- Acer pycnanthum
- 植物名(標準和名)
- ハナノキ
- 名前の由来
- 【学名】"Acer「尖鋭な」
pycnanthum「密に花のある」"
【標準和名】葉が開く前に赤い花を咲かせることに由来
- 科名・属名
- ムクロジ科カエデ属
- 花色
- 赤
- 花期
- 4月
- 果期
- 6月
- 紅葉期
- 10-11月
- 原産地
- 中部地方
ムクロジ科カエデ属の落葉高木。日本の固有種であり、分布域も狭く、長野県・岐阜県・愛知県の県境付近、おもに木曽川流域にしか自生しない。個々の花は小型であまり目立たないが、葉が展開する前に木全体を覆うほどの大量の赤い花を付けることから、ハナノキと呼ばれる。他のカエデ属と同じく、秋になるととても鮮やかに紅葉する。
全体像
葉・花・実・その他
見れる場所古第三紀/新第三紀植物群