長居植物園植物図鑑

クチナシ

梅雨の頃、良い香りの花を咲かせる。日本の三大香木のひとつに数えられ、香水の原料にも使われる。

撮影日:2022.6.29
撮影者:管理者
学名
Gardenia jasminoides
植物名(標準和名)
クチナシ
名前の由来
【学名】"Gardenia アメリカの植物学者に由来
jasminoides「ジャスミン属に似た」"
【標準和名】果実が熟しても裂開しないことから、「口無し」とする説がある

科名・属名
アカネ科クチナシ属
花色
花期
6-7月
果期
10-11月
原産地
本州、四国、九州、琉球、台湾、中国、インドシナ
アカネ科クチナシ属の常緑低木。夏に咲く白い花は甘く強い芳香をもち、秋にはオレンジ色の果実をつける。この果実が開かない(裂けない)ことから、「口無し」と呼ばれるようになった。果実はクロシンと呼ばれるカロテノイドを含み、黄色の染料として用いられる。また、ゲニピンと呼ばれる黄色の色素ももつが、これは米糠のアミノ酸と反応させ、発酵させることで、青色の色素となる。

全体像

撮影日:2022.6.15

撮影者:管理者

葉・花・実・その他

花

撮影日:2022.6.22

撮影者:管理者

花

撮影日:2022.6.29

撮影者:管理者

見れる場所

クチナシが見れる場所 ⑲

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