長居植物園植物図鑑

ネズミサシ

成長がゆっくりなので、盆栽に仕立てられる。中国では球果を漢方の生薬として利用する。

撮影日:2023.1.11
撮影者:管理者
学名
Juniperus rigida
植物名(標準和名)
ネズミサシ
名前の由来
【学名】"Juniperus ビャクシンのラテン古名
rigida「硬い」"
【標準和名】ネズミを刺すほどの鋭い棘をもつことから
科名・属名
ヒノキ科ビャクシン属
花色
雄花序はオレンジ、雌花序は緑色
花期
4月
果期
10月
原産地
本州、四国、九州、朝鮮半島、中国
ヒノキ科ビャクシン属の常緑高木。ネズミサシの葉は非常に硬く、古くは家屋等の隙間や穴に本種の枝を詰め、ネズミ除けにした。果実は、花が咲いた同年には熟さず、翌年または翌々年に熟す。乾燥させた実は「杜松実(としょうじつ)」または「杜松子(としょうし)」と呼ばれ、利尿、尿道炎、リュウマチ、神経痛に効くとされる生薬になる。

全体像

撮影日:2023.1.11

撮影者:管理者

葉・花・実・その他

葉

撮影日:2022.12.21

撮影者:管理者

幹

撮影日:2023.1.11

撮影者:管理者

見れる場所

ネズミサシが見れる場所 ⑲

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