絶滅危惧種で国の天然記念物にも指定されている貴重な植物。葉の表と裏に鋭い棘がある。
- 学名
- Euryale ferox
- 植物名(標準和名)
- オニバス
- 名前の由来
- 【学名】"Euryale ギリシャ神話の怪物に由来
ferox「大刺のある」"
【標準和名】棘を多くもつ見た目から
- 科名・属名
- スイレン科オニバス属
- 花色
- 紫
- 花期
- 8-10月
- 原産地
- 本州、四国、九州
スイレン科オニバス属の一年草。浮遊する葉、茎やつぼみにも触れただけで皮膚を裂くような鋭いとげをもつ。夏から秋にかけて、紫色の花弁をもつ花を水上に出すほか、閉鎖花(つぼみのまま開かない、自家受粉をするための花)を水中につける。かつては、日本の水辺にふつうに見られたが、現在では生息域の減少に伴い、その数が激減している。日本全体において、絶滅危惧種に指定されている。
全体像
葉・花・実・その他
見れる場所ハナショウブ園