長居植物園植物図鑑

カクレミノ

葉の形が狂言に出てくる「隠れ蓑」透明マントようなというに似ていることが名前の由来。

撮影日:2022.7.2
撮影者:管理者
学名
Dendropanax trifidus
植物名(標準和名)
カクレミノ
名前の由来
【学名】Dendropanax「樹木」+「トチバニンジン属」木質化し、トチバニンジン属に葉などが似ることから
trifidus「3裂した」
【標準和名】葉の形を鬼や天狗の持ち物とされる隠れ蓑に例えた
科名・属名
ウコギ科カクレミノ属
花色
黄緑色
花期
6-7月
原産地
本州、四国、九州、琉球、朝鮮半島、台湾
ウコギ科カクレミノ属の常緑小高木。和名は、3-5裂する葉を天狗などの持ち物とされる隠れ蓑に例えたものだが、成木になると葉の裂は小さくなる傾向がある。古代では、本種から得られる樹液を塗料として用いたと考えられており、「金漆(ごんぜつ)」と呼ばれていた。「漆」という字を含むが、ウルシオールは含まず、かゆみの原因にもならない。金漆の主成分はポリアセチレンとなっており、日光によって硬化し、黄金色の耐水性をもつ塗膜になる。

全体像

撮影日:2022.7.2

撮影者:管理者

葉・花・実・その他

葉

撮影日:2022.7.2

撮影者:管理者

実

撮影日:2022.9.22

撮影者:管理者

見れる場所

カクレミノが見れる場所 ⑪

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