長居植物園植物図鑑

カリン

良い香りがするが、生食にはむかない。独特の枝ぶりから「実もの盆栽の王様」と呼ばれる。

撮影日:2022.10.19
撮影者:管理者
学名
Pseudocydonia sinensis
植物名(標準和名)
カリン
名前の由来
【学名】Pseudocydonia「偽のシドニア属」
sinensis「中国産の」
【標準和名】材が三味線に使われる唐木の花櫚(かりん)に似ることから
科名・属名
バラ科カリン属
花色
ピンク
花期
3-5月
果期
10-11月
原産地
中国東部
バラ科カリン属に含まれる唯一の種。中国東部を原産地とする落葉高木。日本への伝来時期はわかっていない。晩秋につく果実は、強い芳香をもつが、石細胞を多く含むため硬く、生食には向かない。シロップ漬けや果実酒にして香りを移すか、ジャムやコンポートなど加熱して食用にする。種子はアミグダリンという成分を含み、この化合物は腸内で分解されると青酸を生じる。そのため、種子を多量に食べてしまうと青酸中毒を起こす可能性がある。

全体像

撮影日:2022.10.10

撮影者:管理者

撮影日:2022.11.20

撮影者:管理者

葉・花・実・その他

花

撮影日:2022.3.30

撮影者:管理者

実

撮影日:2022.10.19

撮影者:管理者

紅葉
紅葉

撮影日:2022.11.20

撮影者:管理者

見れる場所

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