奈良時代に渡来し、古くから薬用として用いられてきた樹木。現在普及しているスモモは、アメリカ等で品種改良されたもの。
- 学名
- Prunus salicina
- 植物名(標準和名)
- スモモ
- 名前の由来
- 【学名】Prunus スモモのラテン古名
salicina「ヤナギのような」
【標準和名】モモに比べて、酸味が強いことから
- 科名・属名
- バラ科スモモ属
- 花色
- 白
- 花期
- 4月
- 果期
- 6-9月
- 原産地
- 中国中部
中国を原産地とするバラ科スモモ属の高木。日本には、奈良時代に伝わったとされ、古事記や万葉集にも本種の記述が見られる。伝来時は、果樹としてではなく、薬として扱われていたとされ、果実、種子、根などが生薬として用いられた。スモモは英名を「アジアン・プラム」といい、セイヨウスモモ(プラム)に近縁な種であることがわかる。また、日本において生食用に流通するプラムは、そのほとんどがスモモをもとにアメリカで品種改良されたものであり、セイヨウスモモまたはその栽培品種ではない。
全体像
葉・花・実・その他
見れる場所⑩ライフガーデン
見れる場所⑪