レタスの古名を「チサ」といい、これが転じて「チシャ」になり、若葉の味がレタスに似ていることが名前の由来。
- 学名
- Ehretia acuminata
- 植物名(標準和名)
- チシャノキ
- 別名
- カキノキダマシ
- 名前の由来
- 【学名】Ehretia 18世紀 ドイツの植物画家 Georg Dionysius Ehretに因む
acuminata「先が尖った」
【標準和名】若葉の味がチシャ(レタス)に似ることから
【別名】葉がカキノキに似ることから
- 科名・属名
- ムラサキ科チシャノキ属
- 花色
- 白
- 花期
- 6-7月
- 果期
- 9-10月
- 原産地
- 本州、四国、九州、琉球、済州島、台湾、中国中南部、ベトナム
ムラサキ科チシャノキ属の落葉高木。初夏に小型の白い花を円錐状に多数つける。果実は秋に熟し、黄~橙色で球形である。甘みがあり、可食である。和名は、若葉が可食で、チシャ(レタス)に味が似ていることに由来する。別名にカキノキダマシがあり、これは葉がカキノキに似ていることに由来するとされるが、両者には異なる点が多数存在する。本種の葉が表面に毛が生えていて艶がなく、縁に鋸歯があるのに対し、カキノキは葉に光沢があり、縁に鋸歯はない。
全体像
葉・花・実・その他
見れる場所⑪