秋の七草のひとつ。長距離を移動する蝶、アサギマダラが集まる花としても有名。
- 学名
- Eupatorium japonicum
- 植物名(標準和名)
- フジバカマ
- 名前の由来
- 【学名】Eupatorium 紀元前2世紀 ポントスの王 Mithridates Eupatorに因む
japonicum「日本の」
【標準和名】花色が淡い赤紫を帯び、花弁の形が袴のように見えることから
- 科名・属名
- キク科ヒヨドリバナ属
- 花色
- 赤紫を帯びた白色
- 花期
- 8-9月
- 原産地
- 本州、四国、九州、朝鮮半島、中国、ベトナム
キク科ヒヨドリバナ属の多年草。秋の七草の一つに数えられる。中国名は「蘭草」といい、日本においても本種を「蘭」と呼んでいた時代がある。赤紫を帯びた白色の花が多数集まって咲く。この花は渡りをする蝶であるアサギマダラの吸蜜対象となっている。花および草は生の状態だとほぼ無香だが、枯れて乾燥すると桜餅に似た芳香がある。これは、サクラの葉にも含まれるクマリンという成分が乾燥する過程で生じるためである。
全体像
葉・花・実・その他
見れる場所⑩ライフガーデン
見れる場所⑮万葉のみち